2018年6月6日 今日の鹿児島県北西部は曇り時々雨


我が愛車プレオ4WD君ことライプニッツ号を車検に預けて来たので、今日は、この名前を頂いた由来のゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツさんについて書いておこうと思います。糖質制限は全く関係ないですが、たまにはこういうのも良いでしょう。

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ゴットフリート・ヴィルヘルム・ライプニッツ
1646年ドイツのライプツィヒ生まれ。哲学者であり、数学者であり、政治家でもありました。デカルトやスピノザと肩を並べる、近世の大陸合理主義の大家の一人。イギリスで主流だった経験主義と対比する形の思想が大陸合理主義だとウィキペディアには書いてありました。判り易く言うと、経験によって観念や概念が会得されるというのがロックやヒュームの言う経験主義で、予め理性や観念や概念というのは備わっていると考えるのがデカルトやスピノザやライプニッツという事です。キリスト教的背景もありますので、後者は無神論者の私からすると多分に怪しい考え方なんですけど、ライプニッツのとある著書からは結構影響を受けていたりするんですよね。

主著
主著は、「モナドロジー」、「形而上学叙説」、「人間知性新論」などがありますが、私は、実はモナドロジーから結構影響を受けています。モナドロジーをざっくり説明致しますと、この世界の全てのものはモナドで構成されていて、そのモナドとはとても原始的なもので物質でさえありません。しかし、その物質でさえない最小単位の何者かは予め決められたプログラムを持っており、それはそれぞれにプログラムされた行動を忠実に繰り返す。それが無数に集まることで様々なものを構成しているが、結局は、全てがプログラムの集合として存在しているだけなので、そこに意思などは存在しない。神だけがモナドのプログラムを読むことができ、全てを最適化してこの現実世界を創造した・・・という感じでしょうか。無神論者の私がなぜ、これが好きかと言いますと、モナドと素粒子というものがとても親和性があるように感じているからです。私は、素粒子はそれぞれに自由意志を持ち、私達を構成する素粒子の総合的最適化によって、この世界における自分という存在を認識していると考えているからです。そういう意味で、素粒子の集合体としての自分においては経験主義的な考え方がマッチすると感じますし、素粒子単体においてはモナドロジー的考え方がマッチするように感じます。最小単位を観測できるまでは答えに辿り着かない問題なので、私ごときが考えた所で何がどうなる訳でもないのですが、素粒子がそれぞれに自由意志を持っている説は私が一番信じたい哲学ですね。その礎になっているのは間違いなくモナドの考え方なのです。

雑感
ライプニッツを初めて知ったのは、大学のコンピュータ概論の授業の中でした。彼は、二進法という計算方法発明者であり、コンピュータ言語の基となった形式言語を発明した人でもありました。つまり、ライプニッツが居なければ
、現在、こうして、ブログを書いているなんてこともなかったかもしれませんし、AIなんて想像もしない事だったかもしれません、そもそもコンピュータが存在しなかったかもしれません。また、微分や積分の世界にも大きな影響を与えた人なので、彼が居なければ、現代の高層建築も存在しなかったかもしれません。それ位、偉大というか、この人は世界中の小学校で教えられるべき人だと思うのですが、ドイツ人だからなんでしょうかね・・・・デカルトやカントよりも尊敬されて良い哲学者だと思うのですが、まぁそこは敗戦国の何とやらですか。ともかく、私個人はとても尊敬する偉人の一人なのです。そして、熊本のとある中古車屋さんの片隅で異彩を放つプレオ4WDを見た時に、「なんかライプニッツっぽい」っと私の全身のモナドが反応したのでありました。故に、ライプニッツ号もといライプニッツ君と呼ぶようになったのですよね。それにしても、購入した時20万円でしたが、なんやらかんやらで60万円位はもう手を入れてますね。現在12万キロ走っているのですが、目標は100万キロです。パーツが無いとか限界がくれば諦めますけどね。さてさて、車検・・何事もなく終わればよいけどなぁ。




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糖尿病性足壊疽の切断を回避した証明写真(グロいです)

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