6月1日 今日の鹿児島県北西部は快晴。


今日は昨日のお話をしてみましよう。

5月22日に という記事を書いたのですが、とうとう母にも自分自身のこれまでの生活を見直そうと思う程の崖っぷちがやってきたようです。それが末期のガンなら言う事のない断崖絶壁です。

31日
11:00 アメトークの録画を見ていると、父から電話が来ました。「先生が息子さんにも話を聞いて欲しい、との事だから来て。」との事でした。何事もなければ私まで呼ばれる事はないでしょうから、その時点で、なにがしかの重篤なものがあるのだろうなとは予測できました。

11:40 病院に到着すると、母はエコー検査中でした。父に話を聞くと、「肺にも影が見えるけれど、肝臓も怪しいと言われて、エコー検査している、腎機能が悪いので造影剤を入れられないのでCTは撮れないそうで、入念にエコーで見ている」との事でした。

12:00 母のエコーが終わり、暫く話しましたが、「もうダメだろうねぇ」と言うので、「一応、話を聞いてから考えましょう」という事で、NHKを見ながらお茶を飲みながら暫く過ごしました。

12:30 診察室に呼ばれました。私、父、母で診断を聴きます。「肝臓に数個の腫瘍ができていて、一つは7センチ程あります。肺の影は肝臓から飛んだものだと思われますが、恐らくガンでしょう、私は肝臓の専門では無いので、この後、肝臓の専門の先生にも診て貰って下さい。予約が立て込んでいて少しお時間がかかりますが宜しいですか?」と言われ待つことに、待合室に戻ると「割とあっさりした告知だったねぇ」と話しました。もう歳も歳だしって事なんでしょうかね。


詳細説明
(録音している訳ではないので、記憶再生です)
13:30 父は4日前から出ている帯状疱疹が痛むので帰って薬を飲んでくると言って、一時帰宅した時に肝臓の専門の先生から診察室に呼ばれましたので、私と母で聴きました。
先生「CTかMRIで確定診断してから治療方針などを決めていく形になると思いますが、肝臓に複数個の腫瘍が認められます、肺の影も恐らく転移だと思います。」
私「確定診断するまでもなく、これはガンですよね。」
先生「そうですね。」
私「では、今後の治療として選べる方法は、切除、抗がん剤治療、どのようなものになるでしょうか」
先生「切除はもうできません。切るとすると肝臓の大部分を切る事になるので、体力が持たないでしょう。注射を刺してガンを焼く方法は3センチ以内を3個までと決まっているので出来ませんし、腹水も若干あるので注射がそもそも刺せません。従って、足の付け根からカテーテルを入れて抗がん剤を注入する形になります。」
私「そうですか、私の祖父も肝臓ガンでカテーテルによる抗がん剤治療をしましたが、術後直ぐに寝たきりとなり、1年程闘病の末に病院で亡くなりました。母の姉も肝臓がんで彼女は切除の手術をしましたが、術後1カ月で亡くなりました。体の造り的に抗がん剤の効き目の薄いタイプだとしたら、今後はもう病院で寝たきりという未来しか思い描けないので、一つ、試したい事があるんです。実は、私自身が昨年糖尿病壊疽で左足切断宣告をされたのですが、糖質制限をすることで切断を回避することができました。なので、今はまだ民間療法かもしれませんが、ケトン食+高濃度ビタミンC点滴という方法が有効なのではないかと思っているので試したいと思っているのです。先ほど、待合で母とも話していたのですが、母もやってみたいようなので、一旦、糖質制限に詳しい医師にセカンドオピニオンを求めたいのですが、可能でしょうか。」
先生「そうですか、そういう事でしたら、紹介状は直ぐに書きます。が、カテーテルでの治療も開始が伸びれば戻れない可能性もありますが宜しいですか?」
私「はい、大丈夫です。ちなみに、何もせずに放置すれば、後どれくらいの状況ですか?」
先生「5カ月位でしょう。」
私「有難う御座います。だったら尚更、後悔の無い事をしないといけないですね。紹介状の作成をお願い致します。○○○病院の○○○○先生にお願いします。」
先生「良い結果になると良いですけどね、もしも、やっぱりカテーテルという場合は直ぐに予約を入れて頂ければ対応しますから。でわ、直ぐに紹介状を書きますので、待合でお待ちください。」
私「宜しくお願い致します。」

その後、看護師の方が待合で暫く母と話をしながら心中を慮ってくれました。人によってはこの時点で再起不能なまでに落ち込むでしょうから、看護師の仕事は大変だなと思います。

20分程で紹介状が出来上がり、お会計です。2万円位とられるのかなぁと思ったら、2800円でした。一割負担恐るべし。

母と帰宅して、今後の方針について色々と更に話して、晩御飯の買い出しに行き、母も人生初の糖質制限ご飯となりました・・・といっても軽めのですけどね。



価値観
普通の家族であれば、ガンの告知、それも末期などと言われれば暗澹たる気持ちになるのでしょうが、我が家は少々価値観が世間様とズレているのか、死に対しての恐れというものが欠如しているのです。「いや、それはお母さんの心の内なんてわからないでしょ!」と言われるかもしれませんが、昨日の病院の待合でも「いよいよ来たね」みたいな話をしてました。もう既に、エンディングノートも用意してあるし、我が家は皆「あとは死ぬだけ」なんですよ。勿論、実際に死ねば一定期間はロスになるでしょうけど、それって仕方がないよねっと話しています。今の人類はどう頑張っても100年がせいぜいですから、80年生きたから十分というのは母も同意している所です。仮に何等かの治療が上手く行っても残りは20年ですから、だとしたら寝たきりにならない、ボケない、自分の身の回りは自分でできる、たまにはドライブにも行けるという環境を維持できる方が良いに決まっています。私が明らかに良い方向に糖質制限によって変化する姿を見ているからこそ、母も、「ケトン食+高濃度ビタミンC点滴」というがん治療に興味を持つ事ができたという点では、私の壊疽は母の為にあったのかもという気持ちもして来ますが、後は、その治療に適応があるかどうかという点です。肝臓がんなので糖新生ができるのかどうかとか、糖新生ができないとなると低血糖のリスクが増大しますので、糖質制限食は出来ない可能性もあります。とにかく、セカンドオピニオン時にどうにかこうにか良策が見つかってくれたら良いなぁという気持ちで今はいます。


試せることは全て試す。人生は実験だ!可能性のあることならやる!冒険の先にある景色は冒険をしたものにしか見る事はできない。例え、見えた景色が絶望だとしても、敢えて言おう絶景だと。


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当ブログは ↓ の内容を知って貰いたく書いております。

糖尿病性足壊疽の切断を回避した証明写真(グロいです)

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