これは長文になるよ。時間のある時に読んで下さい。

左足切断宣告直前
2017年9月12日。15:00頃に壊疽部分の処置が終わり、後は、夜ごはんを待つだけだったので、携帯ゲームなどしながら時間を潰しておりますと、16:00頃に両親がやってきました。

「あれ?今日来るんだっけ?」と問いますと、「昨夜、電話が看護師さんからあって、夕方に来るように言われた」との事。

先立って、MRIを撮っていたので「もう少し入院が長引きそうだという話かなぁ」と最初は思ったのですが、父親が「長男さんが来る事は出来ませんかとしつこく言われた」という話を聞いて、「ああ、こりゃ切断だなぁ」と・・・それにしても「ガキじゃねぇんだから、直接俺に言ってくれよ!」と思ったのですが、私はそう思えるけど、取り乱す人も多いんだろうなぁと思うと、「まぁ病院側の防衛策としてはそれもありかなぁ」と妙に納得もしました。他人が説得するよりも身内が説得する方が心の負担は軽減するでしょうからね。視点によっては病院が家族に、負担と責任を押し付けているだけとも言えますが、これはどちらにしても中々ヘビーな通告なので、スムーズな切断のためには家族の説得の方が良いでしょうし、切断を決断する本人にしても後で「切らざるを得なかったんだ」と一生納得して行く為には、別の道を見出せなかった以上は、家族に説得された形が最も受容し易い形だろうなと思います。

で、結局、兄はアメリカ出張中の為に来ることは出来ず、高齢の親二人と共に、主治医からの説明を聞くことになりました。

左足切断宣告
18:00頃から説明が始まりました。(録音していた訳ではないので、以下は記憶の再生です)
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主治医「今日は遅い時間に済みません、先日のMRIの結果が来ましたので、これまでの経過と今後についてお話します。」
私達「はい、お願い致します。」

主治医「8/2に入院されてから、40日以上に渡り、患部の清潔洗浄、イソジンシュガーパスタ塗付、高気圧酸素療法、抗生剤投与、等によって回復を目指して来ましたが、状況は芳しくありません。先日のMRIの結果でも骨髄炎は治まっておらず、内部の膿の貯留も拡大傾向にあります。これ以上同じ事を続けても効果は見込めません。社会復帰を第一に考えられるのであれば、切断しかないというのが私どもの結論です。どうされますか?」
私「もう、切断以外には処置はできないという事ですね。」

主治医「同じ事を続けても意味はないと言うことです。」
私「では、私が「切ります」と言った場合はどういうスケジュールになりますか?」

主治医「来週にでも切れますよ、空いている日があります。」
私「切断したとして、社会復帰はいつになりますか?」

主治医「一年程度で復帰された方もいらっしゃいます。」
私「切断せずに放置すればどうなりますか?」

主治医「仮に傷が塞がったとしても、今後も壊疽の再発で入退院を繰り返すことになると思います」
私「でわ、切るとしたらどこからですか?指の根元からですか?足首ですか?膝から下ですか?」

主治医「最も確実なのは膝から下です。若くて体力もある内に、健康な所で切って、一日も早い社会復帰を目指された方が良いのではないでしょうか?」

私「・・・・・・・」

切断宣告への反抗
私「実は先生、私は、この自分の症例について、糖質制限という方法は有効なんではないかと思っているのです。最終的に切断せざるをえないとしても、一度、糖質制限を試してからでないと、切りたくありません。練馬光が丘医院に夏井睦先生という先生がおられて、糖質制限と湿潤療法という方法で治療をされていらっしゃるようなので、相談したいのですが。
主治医「セカンドオピニオンを求めたいという事ですね。」

私「はいそうです。選択に後悔はしたくありませんので、でも最終的に切断になるのであれば、先生に切って貰いますから。」

主治医「わかりました。ですが、その医院へのアポや予約はご自身でお願いします。」
私「はい、そう致します。では、明後日までに退院したいので、紹介状の作成等お手数お掛け致しますが宜しくお願いします。」

-------------------------------そして、事件が!!!! つづきは 明日書きます~。


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当ブログは ↓ の内容を知って貰いたく書いております。

糖尿病性足壊疽の切断を回避した証明写真(グロいです)

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