大分で山崩れ・・・ホント人生には何が起こるか分からないですね。不明の方々の生還を祈ります。
さて糖尿病ですが、「明るい未来を描く事が先にある」の中で、重度の糖尿病の人は今日からでも糖質制限を始めて下さいと書きました。既に知識を持っている人間には全く簡単な事なのですが、まっさらな状態からだと様々な障害が生じます。今回は、私自身がスーパー糖質制限導入初期に迷ったポイントを書いてみたいと思います。
〇糖質制限の方法の乱立問題
現代人は知りたい情報を認識したらネットを使います。しかし、ネット上には無数の真偽不明の情報が存在します。私も糖質制限は有効そうだと思った後で「足は切断しません、糖質制限で治します!」と宣言するための材料を揃える為に片っ端から情報を読みました・・・結果・・・何が正しいのか分からなくなった。だから、初期の段階では転院の口実として、マゴットセラピーを糖尿病壊疽治療の第一候補に挙げて居ました。二週間程、検索しまくったある日、
http://www.wound-treatment.jp/title_new_2015-07.htm
(「骨髄炎の診断基準」についてのメールです。)
という記事に出会います。この記事自体は糖質制限に触れている訳ではありませんが、「骨髄炎の診断は極めて恣意的なのもで、切断の必要がある場合は極めて少ない」という事を知り、そのサイト(新しい創傷治療)内に別掲載されていた糖尿病性足病変の改善事例を写真付きで目の当たりにして「改善した事例があるならば、糖質制限やるしかないでしょう」という結論に達しました。素人が理論を追えば糖質制限には辿り着けないと思います、特にネット上の糖質制限批判ブログにはゲシュタルト崩壊型の洗脳手法を用いて書かれているものもありますので、不幸にもそれに当たれば、糖質制限を試す気にもならないでしょう。「言葉が汚い情報には注意する」というスタンスは持っておいた方が良いと思います。
〇糖質制限レベルの問題
糖質制限にも、プチ・スタンダード・スーパーやMECやケトン食などがあり、前項の乱立問題にも重なりますが、これが有効らしいというものに絞れても、さらにその中でどれをやるべきなのか迷います。私は、南鹿児島さくら医院の田頭秀悟先生の指導によってスーパー糖質制限での実践となりました。もう既に重度の糖尿病の人はスーパー糖質制限以外に選択肢はないと思いますが、血液検査などもやりながら、第三者の目も使って実践してゆくのが安全かつ正しいと感じます。
〇結局何を食べたらいいのか問題
単純に糖質を抜けば良いだけなのですが、米や小麦や芋類など明確なものは簡単に除外できるとして、ニンジンや大根やキャベツ等、初期には迷いました。食の彩に拘る方は慣れるまでは割と大変な思いをされるかもしれません。エサ的な食事で大丈夫な私のようなタイプの人は、「肉150g、豆腐100g、ブロッコリーゆで100g、チーズ15g」をベースに緑黄色野菜を調整して便秘にならないようにしたりすれば良いのではないでしょうか、もちろん、肉300g食べたい人はそれで構わないでしょう。肝心なのは「満足する分量は食べる」という事。間食は、お腹が空いたら「チーズかナッツ」をひたすら貫くと宜しい思います。初期の頃はチョコレート効果の95%もよく食べていましたが、中性脂肪値が高くなるので最近は食べてません。糖質量が守れていても、どの物質がどう作用するかは人それぞれのスペックによると思うので、医師と血液データなど見ながら試行錯誤する必要があると思います。
自分の記録用に食べた物の写真は撮っているのですが、公開用にとってないので正に「エサ」なんですよねぇ。今度、綺麗に撮れたのがあったらアップしようと思います。
〇周知が難しいという問題
「米食べないと足も治らないでしょ」「そんな不健康な食事で大丈夫なの?」「お土産です(アイスクリーム等の砂糖タップリの物体)」等など、糖質制限という知識の本質を共有できていないと、永遠にこんなことが起きます。高齢の両親に理解してもらうのには3ヵ月程はかかりました。今では80歳の父親も糖質制限の実践者です。母はまだ実践は難しいですが、まぁ十分な年月生きているので仮に明日認知症になるとしても好きに甘いものを食べたら良いと思います。近隣の親戚もお土産にお菓子類を持ってくる事はなくなりました。私は「足を切りたくないから糖質制限してるんですよ」と根気よく説明を繰り返しましたね。ですから、糖尿病の改善の為に実践開始される方は「糖尿病合併症で死ぬ人多いらしいんで糖質制限してるんですよ、長生きしたいですからね」と何度でも言い続ければ良いと思いますよ。
〇「それ騙されているよ」と言ってくる人がマジでいる問題
「長期の糖質制限は危険だという研究があるし、糖尿病なんて運動で良くなるんだから運動すればいいじゃん。」と直接言ってくる人に一人だけ会いました。私は、そういう考えの人は運動で何とかしてみればいいじゃんと思うので、「そうですね。それはそうも思うんですけど、糖質制限で自分がどう変わるかの実験です。実際、糖尿病壊疽は治ったし、なんか面白そうだし、面白いですよ。一度試してみません?」と返しました。その後、これについては何も触れてきませんね。
------また長くなっちゃった。他にも初期に迷ったことがあったかもしれませんが、思い出したら又、書きましょう。
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当ブログは ↓ の内容を知って貰いたく書いております。
糖尿病性足壊疽の切断を回避した証明写真(グロいです)
お時間ありましたら読んで頂けるととても喜びます。
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さて糖尿病ですが、「明るい未来を描く事が先にある」の中で、重度の糖尿病の人は今日からでも糖質制限を始めて下さいと書きました。既に知識を持っている人間には全く簡単な事なのですが、まっさらな状態からだと様々な障害が生じます。今回は、私自身がスーパー糖質制限導入初期に迷ったポイントを書いてみたいと思います。
〇糖質制限の方法の乱立問題
現代人は知りたい情報を認識したらネットを使います。しかし、ネット上には無数の真偽不明の情報が存在します。私も糖質制限は有効そうだと思った後で「足は切断しません、糖質制限で治します!」と宣言するための材料を揃える為に片っ端から情報を読みました・・・結果・・・何が正しいのか分からなくなった。だから、初期の段階では転院の口実として、マゴットセラピーを糖尿病壊疽治療の第一候補に挙げて居ました。二週間程、検索しまくったある日、
http://www.wound-treatment.jp/title_new_2015-07.htm
(「骨髄炎の診断基準」についてのメールです。)
という記事に出会います。この記事自体は糖質制限に触れている訳ではありませんが、「骨髄炎の診断は極めて恣意的なのもで、切断の必要がある場合は極めて少ない」という事を知り、そのサイト(新しい創傷治療)内に別掲載されていた糖尿病性足病変の改善事例を写真付きで目の当たりにして「改善した事例があるならば、糖質制限やるしかないでしょう」という結論に達しました。素人が理論を追えば糖質制限には辿り着けないと思います、特にネット上の糖質制限批判ブログにはゲシュタルト崩壊型の洗脳手法を用いて書かれているものもありますので、不幸にもそれに当たれば、糖質制限を試す気にもならないでしょう。「言葉が汚い情報には注意する」というスタンスは持っておいた方が良いと思います。
〇糖質制限レベルの問題
糖質制限にも、プチ・スタンダード・スーパーやMECやケトン食などがあり、前項の乱立問題にも重なりますが、これが有効らしいというものに絞れても、さらにその中でどれをやるべきなのか迷います。私は、南鹿児島さくら医院の田頭秀悟先生の指導によってスーパー糖質制限での実践となりました。もう既に重度の糖尿病の人はスーパー糖質制限以外に選択肢はないと思いますが、血液検査などもやりながら、第三者の目も使って実践してゆくのが安全かつ正しいと感じます。
〇結局何を食べたらいいのか問題
単純に糖質を抜けば良いだけなのですが、米や小麦や芋類など明確なものは簡単に除外できるとして、ニンジンや大根やキャベツ等、初期には迷いました。食の彩に拘る方は慣れるまでは割と大変な思いをされるかもしれません。エサ的な食事で大丈夫な私のようなタイプの人は、「肉150g、豆腐100g、ブロッコリーゆで100g、チーズ15g」をベースに緑黄色野菜を調整して便秘にならないようにしたりすれば良いのではないでしょうか、もちろん、肉300g食べたい人はそれで構わないでしょう。肝心なのは「満足する分量は食べる」という事。間食は、お腹が空いたら「チーズかナッツ」をひたすら貫くと宜しい思います。初期の頃はチョコレート効果の95%もよく食べていましたが、中性脂肪値が高くなるので最近は食べてません。糖質量が守れていても、どの物質がどう作用するかは人それぞれのスペックによると思うので、医師と血液データなど見ながら試行錯誤する必要があると思います。
自分の記録用に食べた物の写真は撮っているのですが、公開用にとってないので正に「エサ」なんですよねぇ。今度、綺麗に撮れたのがあったらアップしようと思います。
〇周知が難しいという問題
「米食べないと足も治らないでしょ」「そんな不健康な食事で大丈夫なの?」「お土産です(アイスクリーム等の砂糖タップリの物体)」等など、糖質制限という知識の本質を共有できていないと、永遠にこんなことが起きます。高齢の両親に理解してもらうのには3ヵ月程はかかりました。今では80歳の父親も糖質制限の実践者です。母はまだ実践は難しいですが、まぁ十分な年月生きているので仮に明日認知症になるとしても好きに甘いものを食べたら良いと思います。近隣の親戚もお土産にお菓子類を持ってくる事はなくなりました。私は「足を切りたくないから糖質制限してるんですよ」と根気よく説明を繰り返しましたね。ですから、糖尿病の改善の為に実践開始される方は「糖尿病合併症で死ぬ人多いらしいんで糖質制限してるんですよ、長生きしたいですからね」と何度でも言い続ければ良いと思いますよ。
〇「それ騙されているよ」と言ってくる人がマジでいる問題
「長期の糖質制限は危険だという研究があるし、糖尿病なんて運動で良くなるんだから運動すればいいじゃん。」と直接言ってくる人に一人だけ会いました。私は、そういう考えの人は運動で何とかしてみればいいじゃんと思うので、「そうですね。それはそうも思うんですけど、糖質制限で自分がどう変わるかの実験です。実際、糖尿病壊疽は治ったし、なんか面白そうだし、面白いですよ。一度試してみません?」と返しました。その後、これについては何も触れてきませんね。
------また長くなっちゃった。他にも初期に迷ったことがあったかもしれませんが、思い出したら又、書きましょう。
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糖尿病性足壊疽の切断を回避した証明写真(グロいです)
お時間ありましたら読んで頂けるととても喜びます。
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