2022年3月9日 本日の鹿児島県北西部は快晴。

今日も無事に透析が終わりました。透析中の攣りなどもなく快適な日でした・・よかったよかった。
さて、水曜日なので哲学記事を書いて行きます。

さて、イタリアを中心として、東方で発展した古典哲学が里帰りして新しい文化が創造されたのがルネサンスという現象だった訳ですが、この時に最も隆盛を極めたのが絵画や彫刻や音楽という芸術の分野でした。レオナルドが活躍した時代には各分野で様々な技法が発明されて発展しましたが、数多く活躍した人々の中でも異彩を放ったのがレオナルド・ダ・ビンチでした。

彼の「モナリザ」や「最後の晩餐」が有名なので、画家として認識している人は多いと思いますが、画家として評価されたのは19世紀になって彼の手稿が研究されて評価された後の話らしいです・・ただ、実力者の依頼で様々な作品も残しているので、弟子筋のミケランジェロやラファエロ程の人気はなかったにせよ、知る人は知るという人だったのでしょうね。手稿が研究されて以来、鏡文字、音楽、建築、料理、美学、数学、幾何学、生理学、組織学、解剖学、美術解剖学、人体解剖学、動物解剖学、植物解剖学、博物学、動物学、植物学、鉱物学、天文学、気象学、地質学、地理学、物理学、化学、光学、力学、工学、流体力学、水理学、空気力学、飛行力学、飛行機の安定、航空力学、航空工学、自動車工学、材料工学、土木工学、軍事工学、潜水服などの分野に優れた知見を持った非凡なる人物として有名になり、彼のアイデアが世界に広く伝わることになったのでした。本当は生きている時にスーパースターになりたかったかもしれませんが、どうだったのでしょうね。

彼の手稿などを眺めていると、美術も科学も重要なのはデッサン力だなぁと感じたりします。事象を正確に捉えて形にする能力・・・そして、その上で、組合せによって新しいものを想像し創造する力。
形、音、臭、雰囲気、そんなものを完璧にトレースできた人物・・・それがレオナルド・ダ・ビンチだったのではないでしょうか。

書くべきことは沢山あるのですが、彼に興味を持たれた方はググってみてくださいね。
無題


ルネサンス期のキーマンは沢山居すぎるので気になる人を全員書くかどうしようか迷いますが、暫くはまだ続きますww。次週はミケランジェロにしようかな。