2021年12月25日 本日の鹿児島県北西部は曇りで強風。

メリークリスマス♬クリスマスですねぇ。みなさんの靴下にはプレゼントがもぐりこんだでしょうか?私の所にはサンタさん・・・どうしたんだろう~もう20年以上迷子のようです。
さて、本日は表題の件について書いてみます。

私自身、糖尿病と診断されて以降20年の内、17年を従来の糖尿病医療で過ごし、直近の3年を糖質制限で過ごしてきたのですが、この二つを比較した時に、圧倒的に糖質制限の方が生活の質も高く、非常に快適に日々が送れていますので、2型糖尿病の人には心の底から糖質制限を実践して欲しいと思うのですが、糖質制限否定派の医師にそれを話しても全く取り合ってくれませんし、基地外扱いされます・・・なぜでしょうか?

スーパー糖質制限に出会わなかったら、私の左足は確実にありませんし、目も加速度的に悪くなっていたので恐らく失明もしていたでしょう。腎臓の悪化は止めることができませんでしたが、それでも、あの切断宣告の日から3年以上が経った今でも自分の足で立ち、自分で仕事をして生計がたてられている事実は「糖質制限には糖尿病性合併症を鈍化させる力がある」ことを証明しています。一日も早く、糖質制限が糖尿病の標準治療に組み込まれる事を心から祈ります。

そもそも糖尿病にならない方が良い訳ですが、残念ながら、この世界のシステムは糖尿病を量産するように設計されています。糖尿病になることを予防しようと思ったら、自由に血糖を測定できる環境があることが望ましいですが、現状では「血糖測定できる病院や薬局にて有料で測定」「フリースタイルリブレのセット購入」という敷居が高くコストも高い方法しかありません。測定器や検査電極を実費で購入するとなると非常に高価なので、健康な人が気軽に手を出せるものでもないのですよね。糖尿病と診断されても血糖自己測定器自体はインスリンを処方されるほど重症化しないと利用できず、糖尿病だと分かっているのに食べるものによる血糖上昇を予測でしか計算できないので、重篤な糖尿病患者が増え続けている原因には「糖尿病が重症化するまで血糖測定器を使えない」こともあるのです。

ちなみに今の私はスーパー糖質制限によって血糖値が正常であり、インスリンも経口薬も処方されないので、重度の糖尿病という診断がついているにも関わらず血糖測定器は処方されません・・・「薬による血糖の管理のため」という名目も大事ですが、早く、「適切な食事量の管理のため」にも使えるようにして欲しいものですね。

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私が糖尿病と診断された20年前の時点で「即座に食事毎の血糖測定を義務付けられる」というシステムだったなら、結果は非常に変わったかもしれませんので、今後の糖尿病治療は「糖尿病と診断された時点で血糖測定器を支給」「血糖コントロール不良の人は糖質制限にて治療」の二本立てにして欲しいと感じます。でも、これをやると、確実に糖尿病患者が減ってしまうので、糖尿病を食い物にしている人達からすると面白くないでしょうし、その勢力が非常に大きな利権を持っているので変化するのは簡単ではなさそうです。

糖尿病と関係ない所では糖質制限やロカボは市民権を得て常識化しつつありますが、糖尿病予防というレベルで糖質制限を行うにはもっと厳密は管理もできる環境にする必要があるので、今後の社会の変化を期待します。クリスマスにこの記事と出会った2型糖尿病のそこのあなた!!糖質制限がまだなら是非はじめてくださいね。できれば、糖質制限に詳しい医師の指導も仰ぎながら行って欲しいと思いますし、糖質制限を否定する医師にかかっているとしても、一応糖質制限してみたいと言ってみてくださいね・・何かが変わっていくと思うので。

お時間ありましたら、私のブログの初期の記事もいっぱい読んで欲しいです。クリスマスプレゼントになったら嬉しいです。

今年もとうとうあと6日・・・楽しく駆け抜けましょう♬