国道3号沿いの西方海岸にある奇岩で、子供を抱えた母子の姿に見えることから、漁から帰らぬ夫の無事を祈り続けたまま息絶えた母子を不憫に思った海底の守り神が、岩の塊に変えてしまったという伝説が語り継がれています。 母は「猿の人形岩」と呼んでいて、私もずっとそうだと思っていましたが、「猿の」はつかないようですね、元々つかないのか、近年になって付けなくなったのかは分かりませんが、とにかく、親子の形に見えるこの岩は、薩摩川内市の観光スポットの一つで、西方の海水浴場から徒歩で近くまで行く事ができます。海が荒れている日や、満潮時は危険なのでご注意くださいね。