2021年7月25日 本日の鹿児島県北西部は曇り。

やっと観ました開会式・・・無観客なのでやはりパッとはしませんが、映像もストーリーも個人的には好きな感じでした。

以下、印象に残っているシーンを記憶を頼りに羅列

〇 CG映像~カウントダウン「0」で競技場の屋根とシンクロ
〇 プロジェクションマッピングとフロアダンサーの融合
〇 職人を表現したダンスとタップダンス
〇 森山未來氏の祈りと再生を表現したダンスからの黙祷
〇 栄光と挫折そして再生、あやとりをモチーフにした表現
〇 天皇陛下の宣言と慌てて立ち上がる首相と知事
〇 オーケストラとアスリートのシンクロ映像からの「ドラゴンクエスト」
〇 国名紹介プレートの漫画風、案内係の服装がスクリーントーン
〇 整列後のグランドの模様が「ロトの紋章?」
〇 ドローンが空に描く地球
〇 イマジン
〇 競技場をライトアップしてからのABZswitchで市川海老蔵と上原ひろみ
〇 競技アイコンを人で再現するやつ
〇 聖火ランナーに長嶋茂雄と王貞治と松井秀喜
〇 最終ランナーは大阪なおみ
〇 なんかカッコイイ聖火台

一昨日の生中継の時は入場行進の最後の方と、トイレ行って戻って来た時に見たイマジンの映像だけ見て寝たので非常に微妙な感じが・・というか「本当に日本のオリンピックなのか?」というイメージだったのですが、最初から最後まで通して観たらそんなに変ではなかったです。満員のお客さんが入っていたら入場曲辺りで熱気上昇、ドローンで狂喜乱舞と言った形だったでしょうねぇ。mikikoバージョンの金田のバイク疾走から始まり、マリオが競技を紹介するパターンも観てみたかったですが、今回のバージョンは今回のバージョンで、直前まで大荒れした割には良かったと感じました。

個人的には、タップダンス演出には「ビートたけし」を絡めたら面白そうに思ったのと、ドローン演出は、一回競技場のフィールドにタッチダウンして上空に舞い上がる演出だったらもっと感動したような気はします。競技アイコンを仮装大賞みたいに再現していくのは見ていて楽しかった、一流のパフォーマーというのは表情が見えてなくても体から嬉しさが表現されるのだなぁと感心しましたが、さっき中の人が「ガーマルチョバ」さんだったと分かって・・なるほど!となりました。最終ランナーの大阪なおみさんは、今の時代ならベストのように感じましたが、個人的にはスーパーボランティアの「尾畠春夫」さんが良かったんですけどね。日本が目指すべきは無条件な多様性の許容ではなくて、慈愛に満ちて他人を敬い共感する心だと思いたいので・・・あと、ゲーム音楽での入場行進は日本らしくて感動したのですが、アナウンサーの解説が邪魔に感じました・・・折角のゲーム音楽なので、国の紹介などは字幕などにして、音楽をボリューム大で聴かせて欲しかったですね。イマジンのパートだけは違和感を感じましたが、レノンの奥さんが日本人なので所縁はあると言えばありますし、世界平和を歌った曲なのでアリではあるとは思いますが大陸代表の歌手が「誰?」となったので、これは字幕入れて欲しかった・・・個人的には世界中のアーティスト2000名位を集結させて「We are the world」やって欲しかったな。

ドラクエのオープニング映像の中ではこれが一番好きなのでご覧ください。


雑感
ともかく、運営が大荒れの状況でもこれだけの作品を提示できる日本という国はやはり物凄い底力がある国だと思いました。まぁこういう現場に召集される人は真面目で優秀な人が多いですし、状況が許せばトップでディレクションできる人材も山の様に居ますもんね。今後の日本も安泰だなと感じました。でも、いつか、「野村萬斎とmikikoが開会式をできたなら」という事で再現映像をつくって欲しいですね・・・金田のバイクが颯爽と東京の街を駆け抜けて国立競技場に飛び込んでくる姿を想像して胸が震えます。ともかく、無観客だけが悔やまれますね・・・日本では99%以上の人に何も起きていないウイルスなのですから、それを根拠に完全開催する目はあったのに・・誠に残念です。