2021年4月30日 本日の鹿児島県北西部は快晴。

今日も無事に透析から戻って参りました。あっという間に日々が過ぎて行きます。
明日はメイディ・・・ということは本日はその前夜祭であるヴァルプルギスの夜ですな。

無題



ヴァルプルギスの夜
ヴァルプルギスの夜とは、北欧・中欧で広く行われる行事で、5月1日に開催される春を祝う祭り「五月祭(May Day)」の前夜祭です。魔法少女まどか☆マギカでは複数体の魔女を取り込んだ最悪の魔女を指して「ヴァルプルギスの夜」と呼びましたが、実は、実際にあるお祭りなんですね。

「五月祭」が開催される5月1日は、魔封じの聖人ヴァルプルギスの聖名祝日であり、ドイツの伝承では、魔女・魔術師たちがブロッケン山に集まって大規模な祭り「サバト」を開き、聖ヴァルプルギスに対抗し、春の到来を待つといいます。

現在に残っている行事は、国や地域によって異なりますが、この日にかがり火を焚く風習が残っていたり、祝宴が開かれたりします。箒(ほうき)に乗った魔女たちが集まったとされるブロッケン山は、中央ドイツ北部にあるハルツ山地の最高峰であり、ブロッケン現象の名前の由来にもなっています。

太陽などの光が背後からさしこみ、影の側にある雲や霧によって光が散乱され、見る人の影の周りに虹色の光の輪が現れる自然現象をブロッケン現象と呼びますが、この現象が最初に報告されたのがブロッケン山なのだとか。

雑感
魔女というのはローマ・カトリック教会以外を信仰している女性をさしていたらしいですが、14世紀から17世紀にかけて魔女狩りは続いたとのこと。異端審問と称して拷問が行われ、数万人に及ぶ人が殺されたと聞きます。信仰って怖いですね・・・本当に怖いのは信仰を隠れ蓑にやりたい放題のサイコパス野郎ですけどね・・・もう二度とそんな時代が巡ってこないように祈ります。ともかく、今夜はヴァルプルギスの夜・・・魔女たちの宴会の囁きを聞きながら眠りにつくといたします。