2021年3月23日　本日の鹿児島県北西部は快晴。

サクラも散り行きますねぇ。桜舞い散る中に忘れた記憶と、君の声が戻って来る♪




透析患者の糖質制限は体重が増えにくい？
私が透析となって半年になろうとしますが、このあいだもスーパー糖質制限の食事を継続。如実に他の透析患者と違う点は「体重が増えない」という点のようです。透析開始時のドライウェイトが78㎏でしたが、痩せたので76㎏が今のドライウェイトです。透析学会の許容値は中一日で３％増、中二日で５％増までなので、私の場合ですと中一日で79.4㎏、中二日で80.9㎏までが許容値という事になります。ですが、私の場合、かなりしっかり食べているのですが、2k増えることはありません。残腎機能がまだあって、尿で排出される分があるとしても、中二日で2㎏も増えないのは珍しいとの事でした。平均すると中一日での体重増加は1.5㎏で、中一日の透析前の体重測定で77㎏代後半という感じです。

その理由
体重が増えにくい理由としては糖質制限と、アミノ酸スコア100の食事によるものだと思えるのですが、食事と食事の合間に、喉が渇くことが余りないので、水分の摂取が非常に抑えられています。一日に飲む水分量は薬を飲む水を含めて700ml位です。炭水化物をホボ摂らないので、食物からの水分摂取も非常に少ないと思いますし、また一日二食なので、その点でも、普通に3食食べる人に比べたら、口に入れる総量が少ないので、体重はその人達よりも増えないのは当然の結果だろうと思います。

それが良いか悪いか
正直、それが良いか悪いかは分かりません。自分の感覚として、非常にメリットを感じていても、100年経ったら突然死するかもしれません。炭水化物中心食も「体が欲するものは体にええんや～」と言って無軌道に食べれば、余裕で体を壊すことは私の身をもって実証済みですので、だったら、まだ結果の出ていない糖質制限を続けるしかないよねっって言うのが今の私です。

雑感
まぁ透析になってしまえば、100歩譲らなくても延命治療ですので、この状態で長生きしたいかどうかは個人の考え方によるでしょう。「どうせ死んでるんだから、炭水化物食いまくって早めに死ぬわい！」という考え方も良いでしょうし、「人工腎臓ができたら復活できるから、それまで何としても長生きしたいから糖質制限するわい」という考え方も全然アリだと思います。もはや私達死人にエビデンスなんて生者の価値観は関係ないので、両足棺桶に突っ込んだ我々の第六感が導くように進んだら宜しいと思います。と言う訳で、特に、透析患者に糖質制限を勧める訳でもありません。しかし、糖尿病性合併症を悪化させないことによって快適な生活を送ることがメリットとして感じられる人は、絶対に試した方が良い食事法だとう思います。皆様の人生が喜びと驚きで溢れますよう祈念致します。