2021年2月27日　本日の鹿児島県北西部は快晴。

朝晩は冷えますが、日中はもう暖房は必要なくなりました。春よ来い。
東電の原発賠償額が10兆円を超えるらしいですね・・・普通に無理でしょ。




原子力発電
戦後の巨大プロジェクトとして中曽根康弘氏をリーダーとして行われた電力の原子力化ですが、決して、コストダウンにつながらないことが明白になった今、今後もこの事業を継続するメリットがあるのでしょうか。安定運用されている間は通常の化石燃料に頼る発電よりも低コストなのは事実ですが、一度事故が起これば、それによって生じる損失は一瞬でメリットを吹き飛ばして、地域住民を巻き込んで最悪な結末を迎えます。福島第一の事故周辺が現在どのような状況なのか、被爆者がいるのか、また被ばくによる健康被害がどれくらいあるのかなど報道には余り上がりませんが、原子力の被害の一番怖いのは、「目に見えない脅威」という点であって、あの震災から10年が経とうというのに未だに状況に変化することができない事実だけでも十分に原発不要の説得力になるように感じます。

再生可能エネルギー
じゃぁ太陽光や地熱や水力や風力での発電が良いのか？という話になりますが、実際に、全ての世帯の電力を賄うレベルでそれらを行うとしたら、確実に環境への影響はあるものと考えますので、考えもしなかったような災害が起こる可能性もあると思います。太陽光パネルが地面を覆えば、日陰になった世界では生態系もかわるでしょうし、地熱の膨張のエネルギーがその周辺の生態系を変化させますし、水力でも風力でもそれは起こります。結局、人は何かを選ばなくてはならないのですが、少なくとも、原子力は選択肢にはなり得ず、これらの自然エネルギーか、メタンハイドレートなどの新しいエネルギーを開発することが重要と考えます。

シェールガス
これは聞いた話で調べてもいないですが、アメリカでは化石燃料から脱却してシェールガスという地中に含まれたガスを抽出する新タイプのエネルギーを開発して一時覇権を握りそうになりましたが、結局、石油をタダ同然で投げ売りされた結果として競争に敗れ、シェールガスの大手の殆どはオイルマネーで儲ける人々の軍門に下ってしまったという事です。それだけ、オイルマネーとそれを運用する組織は狡猾でしぶといということですね。

日本どうする
もしも、日本が、メタンハイドレート開発などの新エネルギー開発で石油の呪縛から逃れようと思ったら、一気に石油燃料をやめる必要があります。その為にも、極秘裏に、新エネルギーを発電に利用するノウハウやそれを利用したエンジンの開発などを行う必要があるので、個人的な希望としては、「国民が知らないだけで、実はもう研究は最終段階で、転換ができるレベルに達している。」だったら良いなと思います。日の丸が世界のエネルギーをリードするトップブランドとなる日が来ると良いな。オーランチオキトリウムも最近滅多に聞きませんが、どうなったのでしょうね。

雑感
我が町の近くにも原子力発電所があるので、ちょっとあまり良い気はしないのですよね。しかも、日本では一番大陸に近い位置にあるので、もしも有事の場合は優先的にターゲットにされる場所でもあります。たまに前を通りますが、こんな警備の状況だと、本気の何者かが訪れたら簡単に爆破されるんじゃないかと思ったりします。施設自体が巨大なので、素人が思う程攻略は簡単ではないのかもしれませんが、基本非武装ですし、空から来たら何もできませんし・・・・航空自衛隊は流石に原発に近づいたら落としてくれるのでしょうか・・私個人はシリアの空爆開始に伴い某国の戦争好きが再発してしまっているので、非常に危険レベルは上がっていると感じているので、早々に運転停止して欲しいですね。そして、我が家の太陽光を3倍位の値段で買って欲しいなぁ・・・これが本音ｗｗ。
日本の屋根には全て太陽光パネルを設置するのはアリだと思いますし、その上で足りない分を地熱、水力、海水、風力などで賄えば良いのにと思ったり思わなかったり。皆さんはどのように考えているでしょうか。でわ、素敵に週末をお過ごし下さい。