2021年2月19日 本日の鹿児島県北西部は曇り。

3日前から血圧が平均で190/90オーバーとなり、透析中は230/110のような感じになっていました。初日は突然の寒波到来によるものかと思っていましたが、一昨日も昨日も高値安定だったので、今日の午前中に食事内容を精査していました。1月中盤からエクセルへの食事データ転記を数日分まとめてするようになったので、直近の5日分を入力して分析していた所、塩分が超過していました。原因は親戚が送ってくれた「もろみ」と4日前に久しぶりに買い置きした「ちくわ」でした。ちくわって1本で1g程の塩分があるんですね・・・見落として居ました。糖質はあまりないので、間食に最適で使っていたのですが、透析に成ってからはリンの関係があって買っていなかったのです。たまには良いかなと思って・・・・血圧に良くなかったです。ま、気付けてよかったです。ちくわの塩分量にこれまで注意してこなかったので、同様に未チェックの人は気をつけられて下さい。本日は血液検査データをアップしておきます。

血液データ

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BUN:タンパク質が分解されてできる老廃物なので、タンパク質と脂質中心の食事の私は当然、この数値が上がります。これも、長時間透析なら正常値まで下げられるのでしょうけどねぇ。


クレアチニン:クレアチニン値を下げると言われる「オウギ末」は今も飲み続けているのですが、効果はあまり感じる事ができないので、少し、一日の使用量を増量しようと思っている所。透析後のクレアチニンが4.8前後・・・長時間透析にできれば、これが正常値までもってこれるのですけどねぇ。

尿酸:尿酸とはプリン体が代謝されて作られるものなので、透析前後で正常値なので、プリン体は適切に管理できていると言えますね。

血糖:2/1の透析前が162ありますね。透析前に芍薬甘草湯と飲み始めた「B1乳酸菌飲料」の糖質と空腹回避の為に糖質量3g程度のおやつを食べていることによる上昇だと思われます。B1乳酸菌の糖質量が16.15gあるので、2倍から3倍の上昇があるとして、32.3~48.45の上昇、糖質量3gのおやつで6~9の上昇となるので、合計で38.3~57.45の血糖値上昇なので162は想定内の数値です。R1乳酸菌でも芍薬甘草湯の効きが良くなると分かれば、R1乳酸菌の砂糖0の奴に代えようと思っている所です。

中性脂肪:
保存期の数値は結構高かったので、透析になってから安定しているのは何でだろう。ケトンエンジンが効率よく回ってくれているということなのでしょうか。

Na:ナトリウムは「ちくわ事変」以外は6g以内でコントロールできているので基準値内ですね。

K:カリウムは野菜をホボ摂取していないので正常値ですが、取らなすぎも危険なんですよね。ただ、検査データを観る限り、今の食事の感じで正常値でいけるみたいなので、カリウムに関しては問題なしです。

CL:クロールは電解質。ナトリウムとのバランスが大事と言われますが、この数値が高いとネフローゼ症候群などが疑われます。今は、正常値なので問題なし。

Ca:カルシウムは基準値よりも低い数値なので、今は、透析中にカルシウムを血液に混ぜて濃度を上げています・・確かビタミンDもかな。カルシウムの摂取管理として牛乳やチーズなどの乳製品が禁忌とされますが、実は、それらはリン対策であって、カルシウムそのものは制限は必要ないのだとか、小魚とかも結局リンが多いので透析患者には禁忌。禁忌と言っても、量の問題とも思いますけどね。

P:リンは上昇傾向だったので、今は、リンの吸着剤(リオナ錠)が処方されています。鉄分が多い薬剤で、うんちが真っ黒、臭いも鉄の匂いがします・・・本格的に違う生物になった気がしますww。食事管理自体は、透析学会推奨の値以下でコントロールできていますが、上がってしまうものは仕方ありません、高リン血漿とかで心停止という死に方も魅力的ではありますが、まだまだ生きたいので飲んでおきます・・薬。吸着薬はこの検査の後から処方されたので、来月の結果がどうなるのかですね。

LDL:これも保存期の糖質制限期には安定しなかった項目ですが、透析になってからは基準値内安定していますね。安定していればOKという事で。

Hba1c:やはり、B1乳酸菌を週三回飲むようになってから少し上がっていますね。ただ、5.4なら上出来です。

CTR:心臓の大きさは44%なので肥大はしていませんね。今の所は安全地帯。

雑感

透析になって早4カ月。良かったのは、糖尿病関連の科を経由しなかったことですね。シャントを造って頂いた医院から緊急的にダイレクトで腎臓内科に紹介状を書いて頂いたので、余計な手間がかかりませんでした。もしも、糖尿病代謝内科などを経由していたら、食事を炭水化物食に戻してインスリン注射にしないと管理ができないとか言い出してメンドクサソウ。腎臓内科をダイレクト紹介だったので、初対面のその時点で糖尿病関連薬はゼロで数値も糖尿病でない私には糖尿病代謝内科へ送る必然性が発生せず、食事の管理も自分にまかせて貰える環境で現在まで来れているので、非常に快適です。血圧の高さなどを考えると、その内に解離性大動脈瘤の再発などでポックリ逝くかもしれませんが、それはそれですね。ここまで生きたら満足です。後は、私の経験が誰かの未来の糧になってくれたらと思う今日この頃で御座います。できるだけ有益なデータを蓄積したいので、できるだけ長生きはしたいですけどね・・どうなりますか。ぜひ、聡明な方は糖質の過剰摂取の危険性に気付いて下さい。死んでもこのブログは残りますから生かして欲しいです。