2020年10月27日 本日の鹿児島県北西部は晴れ。

日々というのは本当に矢のごとく過ぎて行きます。シャント作成手術まで一週間を切りました。透析になるとリン、カリウム、カルシウム、塩分、水分のコントロールが必要になる訳ですが、糖質制限で高脂質、高たんぱくな食事をしようと思うとリンの摂りすぎが気になる所です。そのあたりをどう考えているか書いておきます。

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医療機関の現状と思っている事
我が町には糖質制限に理解のある病院は無いので、当然のことながら従来の糖尿病医療に沿った食事指導が行われますので、糖質6割のバランスにてインスリン注射を打ちながらのコントロールを推奨されるでしょう。残念ですが、コレを押し付けられるのは許容しなくてはなりません。非常に不本意なのですが、否定の為の議論に付き合うなんて時間の無駄なので、表面上はそれを受け入れたフリをしようと思います。フリをしつつ、実際にはスーパー糖質制限を行い「糖質制限実施者と普通食によるリン制限者との間に有意差がない」ということを確かめます。実際に、リン値が正常範囲内で推移するようなら糖質制限を継続して行きます。糖質制限をおこないつつもリン値が高値になっていくようなら、その時は普通食寄りに戻すことも検討する必要があるでしょう。最大の問題は、実は食事ではなく、鹿児島県には長時間透析が受けられる施設が殆どないという点なんですけどね。オーバーナイト透析や在宅透析については一か所もありません・・・医師会の問題かな。熊本には結構沢山あるので、今後は転居も視野に入るかもしれません・・・通常の短時間透析の5年生存率は6割程度ですから・・・まぁその位まで生きたらいいちゃいいんですけど・・・もっと生きたいし。

判断基準
今後は機械の補助を受けて生かされる立場になるので、正直、体調の良い悪いの原因を判断することは難しくなります。そうなると、どうしても検査数値を指標とせざるをえなくなるので、透析導入後の判断は全て数値によって行う予定です。正解不正解は分かりませんが、血液検査データとその都度の選択についてつぶさに、このブログでも記述して行きます。

雑感
実際に透析に入ってみないと分からない事も多々あるので、今後、糖尿病から透析になる人達の参考になれるようにデータの記載方法もフォーマットを固定してゆこうと思います。透析導入する来月後半からは週三回の透析となるので、その都度の感想や医療費や助成制度の利用の事など書ける範囲で書いて行きます。ともあれ、ほんとに糖質の摂り過ぎは危険だということを早めに気付いて下さいね。どんな状況も何等かに与えられた役割だとは思いますが、防げることは事前に防いだ方が良いと思います。