「正直が一番だと子どもたちに教える前に、正直な世界を築く必要があると思う。」

　　　　　　　　by　バーナード・ショー

正直な世界の建設・・・真理だけど実現不能な世界ですよね。人は常に、何か得をしようと生きる生物。自分の能力でどうにかする分には良いけれど、汚い手を使う人間も多く、正直者がバカを見る世界が現実。だけど、不可能だからこそ、人類の目指すべき有り様として、この言葉は伝えて行かれるべきとも思います。
「正直な世界」であったなら、竹内さんも自殺せずに済んだでしょうか。竹内さんの本当の心の内など誰にも分かりませんが、本当にお疲れさまでしたとしか今は言えませんね。個人的な問題なのか、社会的な問題なのか、もっと違う次元の問題なのか・・・こんなにも自殺が似合わない人は居ないなぁと思った日曜日の午前9時でした。
黄泉がえり　や　いま、会いに行きます　が代表作でもあるので、「死」と向かい合う機会は多かったかもしれませんが、遺書も残さず逝かれるタイプには見えないだけに、やはりどうも腑に落ちない感じですし、三浦春馬さんの時と同じ印象を持ちます。真相が有るとするなら明らかにして欲しいケースですが、亡くなってしまっては、それももう意味がないとも言えるので・・・。
ともかく、自殺がトレンドなんかにならないことを祈ります。

価値観や人間関係の苦悩は難しいですが、日本と言う国は、どんだけお金で失敗してもやり直せる国なので、お金の心配で死ぬことだけは止めましょう。