2020年9月16日 本日の鹿児島県北西部は雨。

スーパー糖質制限を開始して丸3年が経過しました\(^o^)/
庭にはひまわりも咲き乱れ、こんな景色を見られるのも糖質制限との出会いのおかげです。
さて、本日は哲学の日。アリストテレス氏について書きます。

そうめん流しがあるのもアリストテレス氏のおかげ?
20200916




アリストテレス氏(前384年 - 前322年3月7日)
プラトン氏の弟子で、万学の祖とも呼ばれる西洋最大の哲学者の一人。著作集は日本語版で17巻と膨大で、形而上学、倫理学、論理学といった哲学関係に加えて、政治、宇宙、天文、自然、物理、気象を網羅した博物誌学的なものから分析的なもの、その他にも、生物、詩、演劇、心理についても広く知識を残しました。アリストテレスはこれらをすべてフィロソフィア(知を愛する)と呼んでいたのだとか。この知識体系は後の学問の発展に非常に大きな役割を持ち、特にイスラーム哲学や中世スコラ学、さらには近代哲学・論理学に多大な影響を与え、今でもそれは続いています。

主にプラトン氏のイデア論における二元論に反対する立場での考察が有名です。この部分だけをとるとアリストテレス氏は現実主義者だったのかと思うのですが、アリストテレス氏の宇宙論における「神」の定義が「神学」に取り込まれた13世紀以降「神を正当化」するための後ろ盾として大きな力を持ち、科学の進歩を遅らせてしまう要因にもなりました。今なお、キリスト教圏では科学を否定する人々も多いことを考えると、2000年もの時を越えて影響を持ち続ける思想というものの凄さを感じます。
アリストテレス氏については色々書きたい事がありますので、今後暫くはアリストテレス氏のことを書いて参ります。次回は「形相と質料(エイドスとヒュレー)、可能態と現実態(デュナミスとエネルゲイア)」について書きます。

さて、なぜ そうめん流し がアリストテレス氏に由来するのか・・・それはこの形態が四原因説を説明する上でとても分かりやすい形なので、ふと思いついただけですが、これもまた後日書いて行きます。