2020年7月14日 本日の鹿児島県北西部は曇り時々雨。

本日は食事の選び方について書いて行きます。

スーパー糖質制限
スーパー糖質制限とは一食の糖質量を20g以下として、一日の総糖質摂取量を60g以下とする食事です。糖質を全くのゼロにしないといけないというものではないので、割と、「結構食べられるね」と言われることもあります。が、やはり炭水化物中心の食事からの変更は一筋縄ではいきません。この食事の肝は「代謝システムを糖質代謝(糖質をエネルギーとして使用)から脂質代謝(脂質をエネルギーとして使用)へ変更する事」にあるので、頻繁なチートdayなどをやっていては失敗します。確実に行うなら、血液測定をしながら「ケトーシス状態」を維持しているかを確認しつつ行う必要があると感じます。

食材の選び方
〇糖質量の少ないものを選ぶ
〇砂糖の入っていないものを選ぶ
〇ブドウ糖液の入っていないものを選ぶ
〇米、小麦、でんぷん、を基本的に除外する
〇人参、玉ねぎ、大根、ごぼう、等根菜を選ばない
〇果物は基本的には食べない
〇アミノ酸スコアの高いものをメインにする(肉、魚)
〇甘味料はエリスリトール、ラカント、ステビア糖などを使う

と心に刻んだ上で、糖質量によって時には少し砂糖の入った製品や許容範囲内の果物を食べることもあります・・って体が欲さないので滅多に食べる事もないですけどね。

具体的な食事内容は「飲食物」のカテゴリをご覧ください。
http://www.t2d009.com/archives/cat_210021.html

私は今後はケトン食(脂質にシフトした食事)を多用しますが、父はこれまで通りのスーパー糖質制限食なので、両方の写真もアップして行きます。81歳の父の血液データは全てが正常。毎日畑仕事に読書に野球観戦に友人知人へのお手紙書きにと楽しんで毎日を謳歌しておられますよ。

ケトン食
長年患った糖尿病性腎症が糖質制限下で持ちこたえていたものの、いよいよ悪化してきたのでケトン食へとシフトして行く予定なのですが、スーパー糖質制限は既にケトン食のカテゴリですので、変わるのは、タンパク質と脂質のバランスだけです。私の標準体重が69キロなので、タンパク制限時の一日の理想タンパク質摂取量は55g位なのですが、牛肉なら300g程度食べられる計算です・・・・結構食べられる。ただ、私の腎臓はもうまったなしの状況なので、一日のタンパク質量を20g程度までを限度にしようと考えています。夜はホボ生クリームだけの食事になる予定。昨日がそんな感じでしたが、今日は普通に動けているし、気持ち、足の浮腫みも軽い?あと、飲み物は水と紅茶のみにしています。
さて、今日もホイップホイップ致しますww。

みなさまにおかれましては、こんなことをしなくても済むように、糖尿病になる前に適切な糖質の摂取量について学んで欲しいと思います。そして、低糖質な生活が体に合ったなら是非、続けてみて欲しいと感じます。みなさまの人生が病院のベッドと無縁でありますよう祈ります。