2020年6月23日 本日の鹿児島県北西部は晴れ・・・夏真っ盛り。

本日は火曜日! 糖質制限 第二回目 あっという間の一週間ですねぇ。


糖質制限に向いている人
糖質制限についてネットの中で論争が起こる大きなポイントとしては「ダイエットの方法論としてどうなのか」という点。「糖質さえ制限すればタンパク質も脂質もいくら食べても太らない」と肯定派のお医者様が言ってしまったものですから、「10キロも20キロも肉や脂身を食っても大丈夫なんですね」と言う様な反論が湧いてしまって・・・何というか・・・悲しい気持ちになったものです。私個人が摂取するおおよその目安は「自分が満足するだけ食べる」という、言ってみれば自然に近い感覚での目分量。PFCバランスとかを勉強した時期もありましたが、分量計算に時間をとられるのが何だかストレスになってしまってやめました。そもそも、そんな緻密な計算をする性格なら糖尿病を拗らせたりはしないのですよね。つまり、面倒くさがりな人ほど、糖質制限は向いていると思います。理論をないがしろにしろとは言いませんが、継続を邪魔する「節制と精密な計算」をしなくて良いのが糖質制限の良い所だと3年の経験の中では思います。


糖質制限の良い所
は「分かりやすい」の一点です。とにかく、糖質を制限してケトーシスの状態になった時に、快適であるか不快であるか、快適であれば続ければ良いし、不快であれば止めたら良い。ケトーシスになるまでの期間に個人差がある点と、血液検査をしないとケトーシスになったかどうかわからないという点で、できれば糖質制限に詳しい医師の指導も仰ぎながら始めるのが安心だと感じますし、結果として、一番楽だと思いますし、確実だと思います。少なくとも短期危険性を指摘する論文などはありませんし、短期ならむしろ推奨されるような意見も多く散見されますので、合うか合わないかを判断する為にも、2週間から一か月試してみるのはいかがでしょうか。

ダイエットの為の糖質制限
私がスーパー糖質制限を始めた頃は90キロオーバーでしたが、現在は78キロから80キロをウロウロ。腎臓の調子によって保水率が変わるような気がするので体重の増減は腎臓の影響と、体の浮腫み具合によって変わると感じていますが、とにかく、痩せ続ける訳ではなく、78キロで下げ止まりました。計算上の標準体重は69キロなので、数字だけで評価するなら「肥満」です。私のn=1の評価からは、「私が78キロの時点からスーパー糖質制限をしても痩せられない」という事実も浮かび上がります。つまり、「単純に体重を減らしたい」「肥満だから痩せたい」という強い目的意識をもって厳しめの糖質制限を行っても「痩せない可能性もある」という事は理解しておいた方が良さそうです。過剰に太り過ぎている人は、その過剰な分の減量について非常に効果を発揮すると思いますが、美容体型や、美容体重を目指すなら、最終的にそれなりのハードワークも必要な気がしますよ。私は解離性大動脈瘤があるので、無酸素運動のような強度トレーニングは自粛しているので、検証できませんが、ライザップさんなどは厳しい糖質制限とハードワークの合わせ技ですよね。なので、糖質制限だけでダイエットできるかどうかは「人によるだろう」というのが私の感想。

糖尿病予防としての糖質制限

ここが難しい所ですよね。体調もどちらかと言えば好調な時点で炭水化物を制限しようと思える人は、非常に頭の良い人ですし、何をするにも成果を出せるタイプの人だと思います。健康な人が糖質制限をする動機となり得るのは、糖尿病予防という観点よりも、身体パフォーマンス向上の可能性という観点を説明する方が良いかもしれませんね。食事の改善によってトップアスリートになることができたと公言しているサッカーの長友佑都氏や、テニスのジョコビッチ氏の本などはとても参考になると思いますので、是非、読んでみられてください。その視点にとくに興味がない人は、糖尿病と診断されてから考えるしかないような気がします。過去の私だって糖質制限の情報自体は1999年の時点で入ってはいましたが、全く触手は動かなかったので・・・仕方ないです。

糖尿病になってからの糖質制限
これも、人によって程度は様々なので、「糖尿病ならみんなやるべき」とも言えません。大事なのは、自分自身の状況を自分自身がキチンと把握することです。医者に行って検査したから大丈夫というものではなくて、どんなものを食べると下痢をして、どんな時に体が浮腫み、どんな時にダルさがあって、どんな時に熱が出る、そして調子が良い時はどんな時か・・・そんな自分の体調を「知ろうと思うこと」こそが一番大事で、その探求の過程の中の一つのアプローチが「糖質制限という食事方法」だと理解しないと失敗すると思います。食事は子どもや妻や夫や栄養士におまかせで言われるがままに食べるような人はきっとストレスで別の病気になると思います。とは言え、合併症を発症している段階から糖質制限を始めた私の感想としては、合併症を発症していない段階の糖尿病の方なら、かなりのメリットがあると感じますので、一度試してみて欲しいです。発症した合併症の改善は非常に困難な道のりです・・特に内部は。

合併症を発症している糖尿病患者の糖質制限
このレベルの人の気持ちは非常に分かります。「こうなってしまっては、どうせやっても長生きしない、だから米を食う」・・分かります。それでも良いと思います。私とて、足切断してポックリ逝けるというならそれで良かったのですが、高齢の両親に面倒をみられながらダラダラと何年も生かされるのは地獄だとしか感じられなかったので、試さずに後悔するよりは、折角「効果あるよ」という情報に出会ったのだから死んだ気になって糖質制限を試してみよう・・そこまで思い詰めてやっとキチンとした糖質制限に取り組むことができたので、なかなか糖質制限できない人を責めることなんてできませんし、それが当然だと思います。だから、「糖尿病で足の切断とまで言われたけれど、足も切断せずに糖質制限で元気に回復した人がいる」という情報だけは心に留めて頂ければ幸いだと思いますし、もしも、あなたの大事な人が私と同じ境遇で困っていたなら、このブログを教えてあげて欲しいと思います。もちろん、あなた自身が命をかけて挑戦されるのであれば、同じ空の下より、全力で応援しております・・・やるなら2カ月はとことんストイックに!それこそが秘訣です。

ともかく、自分が感じる体調こそが全てです。一旦ケトーシスになるまでは我慢が必要ですが、ケトーシスになった時の健康状態を細かく観察して、良好なら続けてみる、不良ならやめる・・・ただ、それだけのことなので、理論に夢中になるのも良いですが、現時点では時間が勿体ないので、やってみて決めたら良いのではないでしょうか。

みなさまの人生が最期まで自立でありますよう願います。