2019年11月5日 本日の鹿児島県北西部は快晴。

いよいよ、半崎美子さんの本年度の集大成コンサートまで10日を切りました。もう楽しみ過ぎる♬
それはそうと、血糖のコントロールについて思う事を書いておきたいと思います。

我が部屋より今日の夕景
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血糖コントロールの目的
あくまでも、私の場合は、「食後高血糖を防ぐことによって、血管が傷つくのを防ぐ」という事を目的の第一としています。

血糖値がどの段階で血管に傷がつくのかは、糖質制限の先輩「みんぽぽ様」のブログの下記記事を参考にされて下さい。非常に判り易く解説されています。





要約
要約しますと 「血糖値が160mg/dLを超えると血管に傷がつくので、これを下回る食生活をする必要がある」(160という数値については学術的エビデンスがあるわけではありません、あくまでも、これを目標値として実践している結果として悪化を導かないので、2型糖尿病者が糖質制限を行う際の目安にはなるのではないかという事です。最終的に平均的に140以下にもって行けるのならそれが良いかもしれません。)という事です。

ネットの情報
ネットで糖質制限を調べれば調べる程に、否定意見に出会って、やれ、β細胞だ、α細胞だ、老化するだ、立てなくなるだ、耐糖能が悪化するだ、筋肉がヘロヘロになるだ、グルカゴンがどうたらこうたら、ミトコンドリアがどうたらこうたら、しまいには糖質制限推進医師は金の亡者だとかなんとか人格攻撃の意見まで見てしまうと糖質制限なんてやりたくなくなるかもしれませんが、結局、食後血糖が160mg/㎗(健康な人は140)を越えないように、自分で考えて食事したらよいんじゃないかな・・・って事です。それをするために、食後に直ぐ筋トレする人はそれでも良いでしょうし、血糖が上がり易い人は、そもそも摂取する糖質量を安全量にすれば安全ですよねと思います。もちろん、血管に傷をつけまくって糖尿病になって合併症になりたいんだ!っていう人がいても良いのです。ともあれ、人間とは悪意のある意見や否定的な意見の方に賛同しやすい生き物らしいので、強力な洗脳効果をともなった糖質制限否定情報に触れてしまった人は可哀そうというか不幸というより他ないですね。

血糖値上昇の概要

  食後1H後の血糖値上昇分 
糖質1g  糖質50g 
正常な人  1mg/dℓ  50mg/dℓ 
2型糖尿病の人  3mg/dℓ  150mg/dℓ 
1型糖尿病の人  5mg/dℓ  250mg/dℓ 

私は2型糖尿病なので
1gの糖質を摂取すると血糖値が3mg/㎗上昇すると言われているので、現在の平均的な空腹時血糖が80mg/㎗なので、食後血糖が160mg/㎗を越えない食事を考えると、80÷3=26.666 つまり、血管を傷つけないギリギリの摂取可能糖質量は26.7gとなります。ロカボでは一食当たり20g~40gを推奨摂取糖質量と定義しているので、「ロカボでは私の生命は守られない」というのは分かって頂けると思います。もちろん、糖尿病でない人ならば、糖質量20g~40gは血管に傷をつけない十分なラインなので、「健康な人ならロカボで将来的な生活習慣病リスクを非常に軽減できる」と考えますので、是非、やって欲しいと思います。

大事なのは

上記を踏まえて、大事なのは、自分の体が、どの位の糖質摂取で血糖値がどのようになるかを、健康なうちから定期的に計測することだと感じます。その上で、過剰な糖質摂取によって160mg/㎗(健康な人は140)を越えていないかを管理することによって、将来的な糖病病リスクのみならず、生活習慣病全体のリスクを非常に軽減できると考えています。

何より
重度の糖尿病で左足切断とまで言われた私が、特段の合併症の進行もなく、元気で2年以上生きながらえているのですから、厳密な血糖コントロールは非常に有意義なものだと思います。しかも、スーパー糖質制限は辛いどころか楽しいので、是非、やってみて欲しいと思いますよ。

信じるか信じないか
それはあなた次第ですが、血管に傷がつくのを防いで、健康に人生を謳歌してみてはいかがでしょうか。私は、不幸にも重度糖尿病になってから糖質制限に出会ったので、今健康な人には是非、病気になる前に、「食後高血糖の危険性」「糖化の危険性」に気付いて欲しいと思います。

いつか、糖尿病がこの世界から消えてなくなりますように。

雑感

さて、話は変わりますが、今日は、知人よりとても素敵な来年度の手帳を頂きました。もうすでに、来年にやりたい事を書き込み始めています。元旦にアレコレ決めるのも良いですが、想いは深まるほどに現実化しますので、是非、来年の計は今の内に(*^▽^*)
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当ブログは ↓ の内容を知って貰いたく書いております。

糖尿病性足壊疽の切断を回避した証明写真(グロいです)



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