2019年8月28日 本日の鹿児島県北西部は大雨のち雨。

九州北部は尋常でない大雨。どうかお気をつけください。

知る権利ってなんだろう。
知る権利というのは「自由権」の中の一つだと思うのですが、今回の京都アニメーションの被害者の実名報道に際して、非常に腑に落ちない心境です。基本的人権に代表される、社会が人々に担保するべき権利として「知る権利」は確かに重要だと思いますが、今回の事件において私個人が知りたいと思うのは、「犯人がどういう動機によってこの事件を起こし、どういう環境が屈折した思想を生んでしまったのか、二度と同じようなことが起きない為に社会や人は何をするべきか」という分析であって、「誰が死んだのか」という情報ではないのです。私の大好きな作品群の作画監督も犠牲になったことが分かって、犯人への憎悪は一層深いものになったと言う点では、「犯罪への憎悪を増すことで、犯罪への抑止効果を上げる」という効果はあるのかもしれませんが、問題なのは、報道機関が被害者や遺族の感情に沿っていないという点。最初に実名報道に理解を示した10名の方の遺族とその後5名の遺族だけが実名報道に同意しているという状況で、20名の方の遺族の意向を全く無視して実名報道がなされたというのはどういう正当性があるというのでしょう。公表した警察も警察です・・「公表して欲しくない」という意思表示がある場合は被害者に限り公表しない事にしても誰も文句はないはずです。

雑感

時代にそぐわない法律や決まり事が多すぎて、令和の時代になって、様々な分野で歪が露わになってきましたが、これらが変わるには非常に大きな力が要ります。今回の、実名報道についても、加害者は絶対に実名で報道するべきですが、被害者は被害者自身か遺族の申告による選択制になるべきだと感じましたが、これを変えるのも簡単ではありません。しかし、これを機会に良い方に変わって欲しいと心から願います。とにかく、今回の実名報道によって無神経な取材が行われ、それによって金儲けする媒体があるとするならば、心の底から軽蔑する。

京都アニメーションの被害者の方々が安らかでありますよう。又、遺族の方々の生活が平穏でありますように心から願います。二度とこのような事件が起きませんように。

20190828