2019年6月12日 本日の鹿児島県北西部は快晴。

今日も登山日和でしたが仕事しなきゃですね・・筋肉痛が酷い( ;∀;)
今日は、昨日書かなかった「仙人洞」をご紹介。


開聞岳の7合目を過ぎて直ぐの辺りに御座います。仙人洞。
孝徳天皇の時代(645年付近)に山伏が修行を行うのに使っていたのがこの洞窟なのだそうです。
仏教伝来が538年なので、古神道ではなく、仏教と融合した山岳信仰の修験道の行者が使っていたのでしょうか。その年代の話が言い伝わっているだけで、実際にはもっと古くから何かしら使われていたかもしれませんけどね。
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かなり深い洞窟です。
開聞岳が噴火した際に溶岩がせりあがってできたのがこの洞窟なのだそうです。
そう考えるとちょっと怖いですね。
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雑感
開聞岳は死火山ではなく、休火山なので活動を再開する可能性は大いにあるのです。データはありませんが、前述の修験道者達は874年885年の噴火でかなりの人が亡くなったのかもしれません。だから、孝徳天皇の頃だけがスポットされているのかもしれませんね。新燃岳の例もありますし、開聞岳もいつ活動を再開しても不思議ではありませんので、地震などが多い時は登山は控えた方がよいかもしれません。ともあれ、とても見どころ満載の楽しい山なので、是非、一度登ってみて欲しいです。
1000m以下の山で日本百名山に選ばれているのは、開聞岳と筑波山だけなのだそうです。そう言われると簡単そうな気がしますが、高千穂登山よりシンドカッタ・・・関東に行った際は筑波山・・行こう。

下山の時、ある歌詞が浮かんでいました「誰かの為、この道を、引き返せるだろうか。あなたは、迷いもせず、戻るだろう。」

頂上を見る前に誰かのために引き返す人、頂上を見た後で誰かのために住む世界を変える人、一旦は下山した山の頂上へと誰かのために再び登る人・・・正解などどこにもないけれど、その人の心はいつも正しい。周りの人の幸せが自分の幸せだと感じて居られる人間でありたい・・・そう思った下山の途中でした。


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糖尿病性足壊疽の切断を回避した証明写真(グロいです)



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