2018年12月13日　本日の鹿児島県北西部は曇り・・・バリ寒い。

斉藤和義さんの「カラー」のMVを観ていたら行きたくなった・・・今日はそんなお話。

かぞくいろ
兎にも角にも素晴らしい映画を観て来たというのは昨日のブログで書いた通りです。肥薩おれんじ鉄道を臨場感たっぷりに全国の方に楽しんで欲しいので是非映画館で観て欲しいのです。「ビデオ出てからでいいや」とか「テレビでやるまで待つよ」という人のその気持ちは尊重致します・・・尊重致しますが・・・この映画は劇場向きです・・何故なら・・電車（気動車）がちゃんとそのままのスケールで体感できるからです。もしかしたら、この映画・・・4DXでもよかったんじゃないのか？と思う位ですよ。そんな興奮も覚めない昨夜の午前0時、斉藤和義さんの「カラー」のMVを観て・・・あぁもう寝られません・・でも直ぐ寝ましたけどね。

MVよりピックアップ
「カラー」素晴らしい唄です。斉藤和義さんのライブにも一度は行ってみたい。
楽曲は結構聴いてます。



MVの聖地巡礼
先ずは折口駅です！昨日ご紹介した阿久根駅の隣の駅なんですが、めちゃくちゃ私の行動範囲の中にある駅なんです。


というのは
バーベキューしたり、絵を描いたり、時にギターを弾いたりで利用する「折口の浜」はこの駅から車で3分程の所にあります。歩くと20分位かかりますが・・。今日も暫く弾こうかと思って持参したけれど・・・日は照らないし・・寒い寒すぎる・・1分で撤収ですｗ


次に訪れたのは「牛ノ浜駅」
この連絡橋の上で「カラー」が弾きまくられた訳ですね♪なんかもう違う建物にさえ見えてしまいます。ちなみに、この駅も阿久根駅の隣です。　折口～阿久根～牛ノ浜　という感じです。

実際にギターを持って上まで来てみました。

ライブされるんですか～？と聞かれたので、一応なんかすることに！　
「なんでだろう　by　テツトモ」やっておきました。でも、寒さで指切れました・・危険。
19年ぶりのライブがこの曲だなんて・・・自分の音楽性がよく判るｗｗ



この駅から見える海なんですが、実は下の方へ降りれます。
海に向かって左の方に下へ降りる階段があります。ただ、横断歩道のない場所なので、国道を横切る際は右を見て左を見て、また右を見て、左右に車が一台もこない状態で渡って下さいね！結構みんなスピードを出して走っている道路なので十分にお気をつけ下さい！絶対死なないで！
でわ、降りて行きます。

密漁も絶対だめですよ！


海岸沿いに歩いてゆくと通称「すみっ瀬」・・奇岩の上に鳥居のある場所があります。昔からありますが・・私も詳細は知りません。今度阿久根の図書館で郷土史でも調べてみます。ちなみに、この辺の空は未確認飛行物体に出くわす人も多いスピリチュアルスポットでもあるらしい・・私はここでは見たことないけれど・・って写真の後ろに二つの発光体？14時頃だから太陽はまだずっと上だし、なんでだろう。

「すみっ瀬」を眺めながら進んで行くと、漁港に出ます。

よろしくお願い致します。

漁港内には恵比寿天神が御座います。こういう素朴な感じが最もパワーを蓄えていると思うのです。
今日も素数をお供えして来ました。

漁港から国道へ上がって行く道です。


漁港から登ってきて、国道を渡りました。一周大体30分という感じですね。
映画の中で、おじいちゃんの家へ向かう二人が歩いていた道は、線路向こうのガードレールの道です。
そこを歩きたい方は、しばらく出水市方面へ国道を歩くと踏切がありますよ。

牛ノ浜駅へと戻ってきました。門司から316km。映画で出て来た「門司の研修センター」からも316km程ということですね。色んな事が引き寄せているからこの世界は誠に面白い。


聖地巡礼を終えて
帰ろうかなと思ったのですが、ふと鶴の事を思い出して寄り道。
もしも、聖地巡礼がてら「鶴の渡来地」も巡るのであれば、出水駅から周遊バスが出ています。片道500円。鶴博物館（クレインパーク）とか武家屋敷群とか日本一大きな大鈴とかを見たいのでしたら、乗り降り自由な1000円の一日券が良いかもしれません。タクシーで向かうなら「野田郷駅」からが一番料金は安くなります・・・それでも往復だと4000円以上かかるので、一人なら出水駅まで行ってバスの方が良いかなぁ。周遊バスは　12月～2月までの鶴の渡来期間に合わせた期間限定運用です。


今年も万羽越え！シベリアからはるばる・・ご苦労様です。


鶴って
昔は害獣でしかなかったので、お年寄りの中には鶴を嫌う人もいるんですよね・・それを知った時は少しショックでした。でも、シベリアから飛んでくる1000年の生命力から元気を貰って下さいね！
1000年×一万羽だから凄い元気玉ができそう。


雑感
ただ映画を観ただけなのに、こんなに楽しめてしまったなんて・・有難き。映画好きの人間は当然のように観ている「かぞくいろ」ですが、周囲の反応を聴く感じだと「レンタルになってから・・」という人も少なくはない感じ、時々鉄道ファン向けの映画ですよねと言う方も・・。どう伝えれば行きたくなるのか素人の私には難しい問題ですが、誰もが必ず向き合う「死」をとても丁寧に描いている映画ですし、未来は主体的に切り開いてこそ本当の幸せに近づくことができることを教えている映画でもあります。「自分で決めなさい。」優しいようで、厳しい言葉。ぜひ、劇場で噛み締めて欲しい一言です。

さぁこの週末は　家族総出で映画館にて「かぞくいろ」！みんなで泣いて、みんなでシミジミして、みんなでお互いの想いを確かめ合って最高の週末にしてください！　そうしたら、最高のクリスマスがやってきて、最高の年末年始がやってきて、最高の気分で平成が終わって、最高の状態で新しい時代が始まりますよ！　ま、とりあえずは今日をまだまだ楽しんで参りましょう。でわでわ。