2018年11月4日 本日の鹿児島県北西部は晴れ。


これを書いている今正に、東京国際フォーラムホールAは凄い事になってるんだろうなぁ。私も、仕事から帰ってきて、直ぐに、「明日への序奏コンサート(東京国際フォーラムホールC,20180506)」を観て泣いてた。「どんぶらこ」参戦の皆さまお疲れ様でした。次のコンサートではハンザキストさん達に会いたい。そして、一緒に泣きたい。
毎年11月の第一日曜日をシステムメンテ日に設定している社長さんにご協力いただけたから来年からは行けるぜ!さて、今日は、別のお話を書きます。


中居正広の金曜日のスマイル達へ
この番組の中で、現在ベストセラーの「医者が教える食事術(牧田善二著)」を軸にした話題が展開されました。ただ、やはり、テレビの限界は超えられないのですね。食パンよりはクロワッサン!これは確かに健康な人には有効、しかし、既に糖尿病を発症している人はわずかの砂糖でも血糖値が跳ね上がりますので、「クロワッサンなら食べてもいい」と勘違いした糖尿病患者は合併症へとまっしぐらです。超危険。

それでも
「極端な糖質制限は否定派」とは言え、糖質制限の有効性を発信する医師が単独で一時間番組のゲストとして出演できたことには大きな意味があると感じます。前述の勘違いのリスクはあっても、牧田氏の著書を手に取る人も多くいるだろうし、派生して、江部康二氏や夏井睦氏の著書を手に取る人も出て来るでしょうし、三島塾の話などにも辿り着く人も出て来るでしょう。時には私のブログに辿り着き、糖尿病壊疽による四肢切断を回避する人も出て来るかもしれません。

奪い合い
ただ、私個人としては、この牧田氏の売り込み方には少し違和感を覚えるのですよね。「20万人・・って」と感じたり、著書の内容も、肝の部分はこれまでに釜池氏や江部氏や夏井氏がさんざん提唱してこられたことです。糖質制限について説明する場合に、その系譜については軽くでも触れる必要はあるように感じますが、あわよくば、糖質制限の提唱者であるという所まで狙っているような雰囲気。糖質ゼロ+運動は釜池豊秋氏、それをマイルドにしたプチ・スタンダード・スーパー糖質制限は江部康二氏、糖質制限と湿潤療法の有効性は夏井睦氏、と大まかな系譜位は紹介してほしいなと感じます。いよいよ糖質制限の有効性が明らかになってきて、シェアの奪い合いが始まった感じがありますね。

雑感
これから続々と我こそが糖質制限の提唱者なり!と新しい人物が登場してくるとは思いますが、とにかく、糖質制限を実践しようとする人は、「糖質制限に詳しい医師と共にやる」というのが最もお勧めする方法です。そして、個人的には「日本糖質制限医療推進協会にリンクされている医師」や「新しい創傷治療でリンクされている「糖質制限で糖尿病治療をしている医師」」から探されるのが低リスクのように感じます。適当な糖質制限の知識で指導されたら糖尿病に関しては治る物も治りませんよ。それと、牧田氏がテレビの最後に言った「結局ストレスをためるのが一番よくない」これは、我が主治医である田頭秀悟氏が常にブログで発信してきた言葉です。そういうのもあって、牧田氏には、ちょっと「いいとこどりし過ぎ感」を感じざるを得ないんですよねぇ、ただ、正しいことなので真面目にデータを積み上げると同じ結論に辿り着くのは必然のはずなので、本当にご自身でこの結論に辿り着かれたのかもしれませんので私の穿った見方なのかもしれませんけど・・・・。とにもかくにも、興味を持たれた方は是非、どなたのでも構わないので著書を読んでみて下さい。とにかく、テレビの情報は非常に簡略されますし、全体の情報の1/50程度でしかないことは心に留めておくとよいのかもしれません。賛否両論ある世界です、情報を精査してどうするか決めるのはあなたですよ。


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当ブログは ↓ の内容を知って貰いたく書いております。

糖尿病性足壊疽の切断を回避した証明写真(グロいです)

お時間ありましたら読んで頂けるととても喜びます。
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