2018年8月29日 本日の鹿児島県北西部は晴れ、15:00頃一時雨。


昨夜寝る前に三浦瑠麗氏のブログ「山猫日記」を読んでいたらアラン・チューリングの話が出ていて、性的マイノリティの弾圧がどれ程非生産的な事であるかについて論じられていました。今日は、仕事しながら、この問題について素人ながら考えていたので、その辺を記事にしてみようと思います。


LGBT

LGBTという言葉はL(レズビアン)G(ゲイ)B(バイセクシャル)T(トランスジェンダー)を繋げた造語で、ごく最近生まれた言葉のようです。昔から少数派として体制と戦ってこられた方々はこの語を使わず「性的マイノリティ」と表現する方が多いようです。「性的」という部分に嫌悪感のある方々がよりカジュアルな表現としてLGBTという言い方を推奨し始め、メディア的にも電波に乗せやすい為に、こちらが広まって来たという所でしょうか。実際、この4種類に分類されない性的マイノリティが漏れてしまいますので、私個人も「性的マイノリティ」の方が正確なように感じますが、それでも、LGBTという表現によって議論がし易くなるのであれば、それはそれで良い事のようにも感じます。

性的マイノリティ
性的マイノリティというものがどういう状態を表すのかについては色々な考え方があるようですが、私個人は「異性愛」以外の人をそう分類するのだろうと思っています。

性的指向
異性愛以外の愛の形にはどのようなものがあるのだろうとググってみると、結構、自分が考えていなかった事もあって面白かったのですが、主に、以下のような種類があるらしいです。

------------------以下Wikipediaの内容を要約-----------------

異性愛(いせいあい)
自身の性別とは異なる性別の者へ恋愛感情や性的願望を抱くこと。ヘテロセクシュアル。

同性愛(どうせいあい)
自身の性別と同じ性別の者へ恋愛感情や性的願望を抱くこと。ホモセクシュアル、レズビアン、ゲイ。

両性愛
(りょうせいあい)
「男女」という2つの性の両方へ恋愛感情や性的願望を抱くこと。男女が恋愛対象のバイが殆どを占めるが、男性とトランスジェンダー男体持ち、女性とトランスジェンダー男体持ち、女性とトランスジェンダー女体持ちなどの組み合わせもある。バイセクシュアル。

多性愛
(たせいあい)
「男女」のほか、トランスジェンダー、トランスセクシュアル、両性具有などを含め、3つ以上の性の者へ恋愛感情や性的願望を抱くこと。ポリセクシュアル。

全性愛
(ぜんせいあい)
「男女」のほか、トランスジェンダー、両性具有などを含め、あらゆる人々に恋愛感情や性的願望を抱くこと。パンセクシュアル。

対物性愛
(たいぶつせいあい)
人間や動物など生命のあるものにではなく、建物や物に愛情を抱き、性的に惹きつけられる性的倒錯・性的指向の一種

無性愛
(むせいあい)
他人に対する性的な魅かれの少ないこと、または性的な行為(sexual activity)への関心や欲求が少ないか、あるいは存在しないことである。無性愛の性質を持っている人のことを無性愛者、エイセクシュアル、アセクシュアルという

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自分はどれか
今の今まで自分がどういう性的指向なのかについて考えた事はなかったのですが、恋愛感情という部分で判断するなら明らかに「異性愛」なのですが、見た目が完全に女性のニューハーフさんに絶対に恋しないかどうか問われると断言はできないので、もしかすると両性愛の可能性もあります。そう考えると、トランスジェンダー以外の性的マイノリティについては実は後天的に環境や経験によって発生する可能性もあるのではないかと思いました。

雑感
杉田水脈氏の生産性発現でにわかに脚光を浴びたLGBTですが、今日一日考えていた結果、「性的マイノリティを否定するという事は人間の進化を否定すると同義」なんじゃないかと思えて来ました。結局、この世に起こる全ての事は生物多様性のうねりの一部に過ぎず、個々人の性的指向がどうだという話は極めてどうでもよい事で、大切なのは、その事象が人類として良い未来を導くのか悪い未来を導くのかについて真剣に考える事だと感じます。人を愛するという事、その形がどうであれ相思相愛の図式が成り立つのならば、その先には素晴らしい未来が約束されると信じます。その内ニューハーフバーにも行ってみたいと思います。有史以来争い続けて来た人類、その争いを止める為の生物的進化の一形態が性的マイノリティなのかもしれませんね。奇しくも、チューリングマシンの開発によって連合国を勝利へと導いた天才アラン・チューリング氏は同性愛の為に弾圧され死んでいきましたが、彼が目指したものは世界の平和だったのかもしれませんね。・・・あぁ恋がしてぇぜ。


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糖尿病性足壊疽の切断を回避した証明写真(グロいです)

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