2018年7月15日 は昨日ですが、快晴。


二回目の参加なんですが、「糖質制限を語る会in鹿児島」というイベントに参加してきましたのでご報告しますね。


糖質制限を語る会

「糖質制限を語る会」というのは、東京で「なついキズとやけどのクリニック」を開業されている夏井睦先生が創められた「ぶたかわあげを食べる会」を源流とするイベントです。糖質制限の一般化に尽力されている江部康二先生や前述の夏井睦先生とも親交の在られ、同じように尽力されている南鹿児島さくら病院の田頭秀悟先生が主催されている会で、イベントの名前が示す通り、糖質制限についてざっくばらんに語り合って知見を深めて行こうというイベントになります。


参加者たち
参加される方々の職種も経歴も非常に様々、北海道や北関東、関東、関西、中国、九州の各地から今回も集合されていました。比率的には医療関係のお仕事の方が多いですが、2月の会と今回の会と参加して感じるのは、とても気さくで友好的な人ばかりだという事。同じ事に興味をもっている者同士なので、年齢も職業も性別も越えて楽しく過ごせますよ。

私の場合
「場違いだったら嫌だな」という気持ちが非常に大きくて、糖質制限を語る会の存在を知ってからも、一度は参加を見送りました。ですが、「私の壊疽の改善事例は誰かに伝えておかないと」という使命感みたいなものを感じて勇気を振り絞って参加してみたら、前述の通り、拍子抜けする位気楽に過ごせるイベントで、出会う人全てが以前からずっと知っていたような不思議な感覚を感じたのが新鮮でした。

参加を迷う人たちへ
知らないコミュニティへ初めて飛び込む時は緊張するのが当たり前です。そして、糖質制限という情報の周辺環境を想像すれば「きっとお医者さんばっかりだから私なんか」と思ってしまって当然です。でも実際はとても気さくでフレンドリーな会ですので、「糖質制限に興味があるんだ」という方には心から参加してみて欲しいと思います。

参加して知る事
私の場合は自分の体験を通して糖質制限が糖尿病壊疽の改善に非常に強い改善効果を持つことは実感していましたが、ネットに蔓延る「長期は危険説」や「糖尿病がさらに悪化する説」などの情報に触れて、若干の気持ちの揺らぎがあったことも事実でした。しかし、この会に参加して、既に5年以上の長期に渡り実践されている方の生の声を聴くことができて、ネット上の机上の論による不安はどんどん解消されて行きました。不安な気持ちで糖質制限を実践されている方は是非一度参加して欲しいです。

会場の雰囲気&流れ
開催前には主催者も一緒になって、皆で設営します。お土産を持ち込まれる方もいらっしゃるので、おつまみもバラエティに富んでいます。全て糖質制限を意識されたものですので、食材の参考にもなりますよ。もちろん、お酒もOKの会なので、糖質OFFのビールや焼酎、ウイスキーも並びます。
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そして今回は何と ドンペリ~ すげぇ そして美味かった
もしもこれが定番化したら、これ目当ての参加者も増えそう(笑
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皆で、お酒を飲んだり、料理を食べたりしながら小一時間過ごした後に、プレゼンの時間が始まります。私の様に体験談を話す人が半数、医者や研究者の立場から専門的なプレゼンを行う方が半数という感じでしょうか。医療を受けている現場では中々聞けないような事も、ここでは同志として突っ込んだ質問ができるというのは凄い事です。初歩的な疑問から専門的な疑問まで幅広く触れられるというのがこの会の魅力であり、最大のメリットなのではないでしょうか。コミュニティというのはやはり主催者の色が反映して行きますので、こういう雰囲気作りのできる田頭先生というのは非凡な人だなと思います。

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プレゼンタイムが終わると、今回は、初めての試みという事で、「哲学カフェ」という時間が最後の一時間を使って行われました。テーマは「私たちは糖質制限とどう向き合ってゆくべきか」で、皆で深い考察を行いました。結論を出す為の議論ではなく、ただひたすら考えるという時間は心地よかったです。また、やって欲しいですね。

最後は、皆で片づけをして一度終了。

今回は私は二次会も参加したのですが、二次会も場所を変えたというだけで皆で話す内容は糖質制限がメインです。一次会で話す機会がなかった人達と話せたりして、新しい知識がどんどん増えて行きますよ。

そんな感じでゆっくりとまったりと、時にアカデミックにそしてダイナミックに時間が流れる場所が、「糖質制限を語る会」です。興味をもってこの記事を読んで頂いたそこのあなた!
是非、一度お会いしましょうねっ!


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当ブログは ↓ の内容を知って貰いたく書いております。

糖尿病性足壊疽の切断を回避した証明写真(グロいです)

お時間ありましたら読んで頂けるととても喜びます。
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