がんという病気は本当に苦しい病気です。母が痛みを訴え始めてから、痛みはどんどん大きくなるようです。それは即ち、癌細胞の増殖、臓器の機能不全が進行しているという事を意味していているのでしょう。
2018年6月24日
15:00
長男家族が鹿児島溝辺空港で東京羽田行きの飛行機を待っている頃、母の痛みは増しました。ロキソニンを細かく刻み、水に溶かし、とろみをつけて何とか飲ませます。暫くすると眠りにつきました。

17:00
母の下の妹が17:58着の新幹線で来るという事で、迎えに行きました。

18:00
叔母を出迎えた後、車の中で、現状を話し、明日からおそらくモルヒネの投与を行う予定だと話した。叔母は夫を癌で亡くしているので、それがどういうことだかは理解している。

19:00
叔母と父に任せ、就寝。

2018年6月25日
0:00
起床し状況を聞くと、痛みを訴える頻度が増えたらしく、23:00にロキソニンを服用して、眠ったらしい。ワールドカップの日本代表戦が始まっていました。

2:00
母が痛みで目を覚まします。ロキソニンを再び与えて、暫く軽めのマッサージをしていたら眠りにつきました。痛みやダルさは全身に在るらしく、寝返りも自分ではうてない状況なのに、意識はあるからあまりにキツイ状況。自分も解離性大動脈瘤の経験があるから言えますが、痛みにただただ耐えるしかないのは本当にツライ事です。早く、モルヒネを投与してあげたい。

雑感
3:33
恐らく母は会いたい人にはほとんど会ったでしょう。現状、尿量はほぼゼロ、全身に痛み、全身にダルさ、浣腸をして腸内は出し尽くしたらしく便意は無し、本日は経口でのエネルギー摂取は蜂蜜を一口のみ。これで意識があるのは地獄だろうし、本人も「もう疲れた」としきりに訴える。今現在は何とか眠っていますが、実質、本日の午前10:00に訪問看護師さんが来てモルヒネを投与するまでが、自然な意識の最後となるでしょう・・・私の中では、残り7時間が本当の母との最期の時間に感じています。寂しいですが、母はよく生きたと思います。せめて痛みはとってあげたい。AIの「Story」の歌詞がリフレインしているけど、母よ、もう頑張らなくていいよ。あなたの79年には何物にも代えがたい価値があります。本当にありがとう。


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糖尿病性足壊疽の切断を回避した証明写真(グロいです)

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